ここだっつ

ここから脱出計画、略してここだっつ。

【期外収縮】日常動作の注意点①

こんにちは、だつみです。

さて、お待たせしました。
いよいよ、私が心臓を回復させるために
具体的にやってきたことをご紹介していきます。

日常動作編、食べ物編、プラスα編
分けようかなと思っています。
まずはすぐに取り入れられる、
日常動作編からいきましょう。

※おことわり※

この内容は、一般人が自分の体を材料に研究して気づいたことです。
過去記事は「心臓関連」カテゴリを見てね。

①急に動かない、速く動かない

朝起きた時、皆さんはどのように起き上がりますか?
私は、元気な時は腹筋を使ってパッと起き上がり、
そのまま立ち上がって歩き出してました。
「起きるぞ」と思ってから、
布団/ベッドを出て活動を始めるまでが、
めちゃめちゃ早かったです。
起き上がった瞬間もう歩いてるみたいな。

これは、絶対ダメです。

疲労している心臓は、急な動きに非常に弱いです。
立ちくらみがしたり、ドキドキと動悸が起きたり
しませんか?
それはもう、アウトだと思ってください。

立ちくらみがするということは、
脳まで血液が行き渡っていないということです。
血液が行き渡っていない場合、
それを放置しておくわけにはいきませんから、
心臓は一生懸命動いて血液を送り出そうします。
ここで動悸が起こるあなたは、
心臓が疲労していると思ってください。
そして疲労しているということは、
不整脈が起こりやすいということです。
健康な体は、そんなことで動悸を起こしたりはしません。
さっと順応して、無音で血液を送ってくれます。

健康であっても、
立ちくらみがするような動作は心臓に負担をかけますから、
できるだけ避けた方がいいでしょう。
先々の体のことを考えるなら。

ということで、
朝起きる時、
あるいは体を休めていて起き上がる時は、
まずは上体をゆっくりと起こし、
頭に血液が行き渡って体が安定していることを確認してから、

ゆっくり立ち上がるなり、ベッドを降りるなりして、
ゆっくり動き出しましょう。

歩くスピードも気をつけましょう。
元気な人に合わせて、
あるいは自分が元気なつもりで、
普通のスピードで歩いてしまっていることが
あなたの心臓には負担になっているかもしれません。
こまめに自分のスピードを確認して、
ゆっくりゆっくり
を心掛けましょう。

誰かと歩くときは、
「ごめん、心臓が悪いから、ゆっくり歩かせて」
「ゆっくり歩くから、先に行ってて」
等、理解を求めて合わせてもらいましょう。
(伝えても理解してくれない人とは、
一時的にでも距離を置いたほうがいいです。)

自分の心臓に今どのくらいの負荷がかかっているか、
できるだけ敏感になって、
心臓を守るつもりでひとつひとつの行動を
ゆっくりと行いましょう。

ダンスとか絶対ダメですね。
一昨年、「今日俺ダンス」とか
振り真似をしてたんですけど、(するなよ)
不整脈持ちはあのスピードで動いたらダメです。

あと地味に、
料理中もけっこう機敏に
あっちこっちと動くのではないでしょうか。
機敏に動いてしまっているな、と
こまめに確認しながら、
動作を緩めるように心掛けましょう。

②太腿に負荷をかけない

私は心臓を悪くする前から気功をやっています。
心臓を悪くしてからは、
まずはベッドで体を起こした状態で壁に寄りかかりながら、
次は壁に寄りかからずに、
そして椅子に座って、
と、
段階を踏みながら少しずつ、
通常の功法ができるようになるのを目指しています。
調子がとても良い時は、
軽めであれば立って功法ができます。

しかし、ここで失敗する率がかなり高いんですね。

上半身だけなら、緩やかな気功の動きは
さほど心臓にこたえません。
でも、立った状態で負荷が上がってしまうと、
心臓がグググ、と締め付けられて、
数日間安静にしなければならなくなります。

そこでわかったのですが、
どうやら、脚への負荷、とりわけ
太腿への負荷が
心臓への負荷に直結しやすい
ようです。
気功、けっこう太腿使うんです。

脚は第二の心臓と言われています。
両脚が強ければ、心臓も強いと言います。
アスリートとか見るとわかりますね。
ちなみに私の脚は、ほっそいです。

心臓を強くするために、両脚を鍛えていくのは、
もちろん有効だと思いますし、
私もそれを目指しています。
ただし、鍛えるのは、不整脈が出ない範囲、
あるいは心臓に苦しさを感じない範囲で
、です。
不整脈や苦しさを無視して続ければ、
それは心臓にとってマイナスになります。
なので私は、さじ加減に注意しながら、
日々の心臓の調子に合わせて
練習量を増やしたり減らしたり
調整しています。

日常動作でも、太腿に負荷をかけないのは大事です。
例えば、しゃがんだ状態から立ち上がる時。
普通は太腿に力を入れて一気に立ち上がりますが、
これは不整脈を誘発します。

私は、まずふくらはぎを使って、
やや前屈みになって腰を持ち上げます。
そして、腰を使って上体を起こします。
すると、太腿にかかる負荷がずいぶん減ります。
また、段階を分けてゆっくりと立ち上がることで
立ちくらみも避けられます。

③心臓を圧迫しない

圧迫により不整脈が出るのは、
恐らく私だけではないだろうと思います。
私は、心エコーの圧迫が怖すぎて、
検査を受けられてません。
(まあ、病院でも、
「心配であれば受けてもいいけど」
くらいにしか言われませんでしたが……)

心臓を圧迫する姿勢。
まずは、うつ伏せですね。
それから、心臓(左側)を下にして寝ること。
そして、伸びをすること。

あと、食事量が多すぎた時も。
(食事については、後日またまとめていきます。)

これらを避けて、心臓を守るようにしましょう。
寝るときは、仰向けがベストです。
ただし、それらが不整脈を誘発しない場合は、
さほど気にしなくても大丈夫だと思います。

④重いものを持たない

重い物を持つと、心臓の負荷が上がります。
力を入れることは、基本的に良くないです。
良くない目安は、「疲労を感じること」
軽々とできることなら、
敢えて制限する必要はありません。
私は、1kgまでなら問題ないですね。
2kgのペットボトルは疲労を感じます。

日常動作で力を使いやすいものの一つに
買い物がありますね。
買い物をする時はカートを使う。
買い物を運ぶ時は、
できるだけ安定性の高いリュックなどで背負う。
そもそも重たいものは通販で取るようにする。

また、宅配便はできるだけ配達員さんに
玄関(上がり口)に置いてもらう。
そして、玄関で箱を開けて、小分けに部屋に運ぶ。
(家族がいる場合は、家族にお願いする。)

女性の一人暮らしなどで不安な場合、
自分はドアのところに立ってドアを開けたまま
配達員さんが荷物を置いて出るのを見届けるか、
ドアの外に置いてもらって、そこで箱を開ける。
宅配ボックスを使う率が高いなら、
軽量の台車を買って、それに載せて運ぶようにする。
このようにして、心臓に自分を合わせていくことが大事です。

とにかく重いと感じるものを
できるだけ持たないように心掛けましょう。

まとめ

ちょっと長くなりますので、今回はここまで。
続きは次回まとめていきます。

皆さんに知っていただきたいのは、
日々の積み重ねが体を変えるということです。
今の不調は、過去のささやかな負担が積み重なった結果。
未来の不調は、今のささやかな負担が積み重なった結果
です。
つまり、今ささやかな負担を減らしていけば、
体は良い方に変わっていきます。

「こんなことで本当に回復するのかな…」と
思うかもしれませんが、
確実に回復します。
人体はそういう仕組みになっています。
ぜひ、日常動作に気をつけてみてくださいね。